着圧ソックスで細くなるの?
足を細くする効果が期待できることから人気を集めている着圧ソックスですが、むくみは放置しているとこんな危険があります・・。よけい太くならないよう気を付けましょう。
着圧ソックスで細くなる理由
足だけがなんだか太くなったように感じるなら、それはむくみが原因かもしれません。足がむくむ原因はさまざまですが、冷えや運動部足が原因で血行不良を起こしている場合が少なくありません。筋肉が衰えてしまうことで、流れてきた血液を心臓へと戻すためのポンプとしての働きが不十分になってしまうというわけです。
また、立ち仕事をしている方などに多いのですが、血液が足の方にたまって静脈にかかる圧力が高くなる傾向があります。すると足にたまった水分を戻すことができなくなり、足に水分が停滞してしまいむくみを引き起こします。
着圧ソックスには、こうしたむくみを改善する効果が期待できます。着圧ソックスを履くことで筋肉にほどよい圧力が加わり、本来筋肉が果たしているポンプ機能を助けます。足の血液やリンパの流れが促され、老廃物を体内へと送り出し、結果的に足が細くなる効果が期待できるというわけです。
足首やふくらはぎなど、足の部分によって異なる圧力が設定されているのはそのためです。足首に高い圧力をかけ、ふくらはぎには比較的低い圧力をかけることで、筋肉ポンプ機能を補助しているのです。
着圧ソックスには脂肪燃焼を高める効果もあると言われています。例えば、ダイエットをしていても、冷えなどが原因で血行が悪化していると、エネルギー消費が効率良くできず、痩せにくい体質となってしまいます。
着圧ソックスには血行を改善する効果が期待できるため、新陳代謝を正常に保ち、脂肪を効率よく燃焼させるのに役立つと考えられます。着圧ソックスを身につけた状態で運動を行うことで、より足が細くなる効果を期待できると言えるでしょう。
むくみを放置することの危険性
たかがむくみだと考えてしまいがちですが、足のむくみは放っておくのは得策とは言えません。むくみを放置するとふくらはぎなどがパンパンにふくらんでしまいます。むくみがそのまま脂肪に変わってしまうことは考えられませんが、必ずしも一過性の症状ばかりとは言えません。
むくみは、セルライトを増やす原因にもなると言われています。足がむくむと血液やリンパの正常な流れが阻害され、不要な水分や老廃物が足にたまってしまいます。すると酸素や栄養の流れが滞るだけでなく、脂肪細胞と老廃物や水分とが結びついて組織化してしまうと言われます。
変形した脂肪細胞同士が結合することで脂肪のかたまりが形成されてできるのがセルライトです。このセルライトは、見た目が良くないというだけでなく、血管やリンパの流れを圧迫してしまいます。つまり、ますます代謝が落ちて、痩せにくい体質になるという悪循環を生んでしまうのです。
足がむくんでいるということは、血行が悪化している証拠。脂肪の燃焼効率が落ちていることを示しています。脂肪も水分もたまる傾向にあり、セルライトが作られやすい状態にあります。一度できてしまったセルライトを解消するのは至難のわざですから、むくみのうちに対処することが大切です。
足のむくみを放っておくと、下肢静脈瘤という病気になってしまう可能性があります。これは、血液の逆流を防ぐための弁が壊れることで、血液が溜まって静脈が膨らんでしまう病気です。本来であれば、静脈は足から心臓に向かって流れます。ところが重力の影響で足へと血の流れが逆流してしまい、疲れやすくなったり足がつりやすくなったり、かゆみや痛みを感じることもあります。症状が重症化してしまうと手術が必要になることもあるので、そうなる前に対処しておきたいところです。
着圧ソックスで細くなる【まとめ】
着圧ソックスには、むくみを解消するだけでなく、血行を改善し代謝を良くすることで脂肪燃焼率を高め結果的に足が細くなります。
足がむくみがちな人や、食事制限したり運動しているのになかなか足が細くならないと困っている人は、着圧ソックスを履いてみる価値はありますよ♡