着圧ソックスで太ももが痛い場合の今すぐできる対処法!
足のむくみや足痩せに効果のある着圧ソックスですが、履いていると太ももが痛いと感じることはありませんか?
そんなとき無理は禁物ですが、せっかく効果を期待して買った着圧ソックスですからできれば履き続けたいものですよね。そこで、着圧ソックスを履いていて太ももが痛いときにぜひ試してもらいたい対処法を集めました。
もくじ
着圧ソックスで太ももが痛い時は履き方を変えてみる
着圧ソックスを履いていて太ももが痛いと感じるなら、もしかすると正しい位置で履いていないせいかもしれません。
着圧ソックスは、太ももだけでなく足首やふくらはぎなど、それぞれに適度に加圧するようにできています。そのため間違った位置で履いてしまうと、着圧力がかかりすぎ痛くなります。
そこでおすすめしたいのが次のような着圧ソックスの履き方です。
- 着圧ソックスを裏返します。利き腕を中に入れて着圧ソックスのかかと部分をつまんで引き出せば簡単!
- 着圧ソックスのくるぶし部分に足先を入れます。
- 足の甲あたりまで入れたら、かかとを基点にして着圧ソックスを表に返します、
- 繊維の向きを確認しながら、まっすぐシワができないようにゆっくりと上まであげます。
- 足首の位置が高すぎたり低すぎたりしないよう、かかと周辺を整えればOK。
着圧ソックスで太ももが痛い時はストッキングタイプを試してみる!
一般的なニーハイタイプの着圧ソックスは太ももに履き口があるため、ものによっては圧力がかかりすぎる場合があります。ですから、ニーハイタイプの着圧ソックスを履いていて太ももが痛いと感じるなら、お尻まですっぽり覆うストッキングタイプのものを試してみるのもおすすめです。
ストッキングタイプの着圧ソックスなら、必要以上に太ももを締め付けることなく、履く位置も高すぎたり低すぎたりする心配が少なくてすみます。
また、くるぶし丈の着圧ソックスを履いていてふくらはぎが痛くなる場合は、爪先まであるタイプのものを試してみるのも良いかもしれません。くるぶし丈の着圧ソックスは最下部の設定があいまいなうえ、履いているうちにズレるなどして、正しい位置で履けていないことがあります。
そのため、履く位置が高すなりすぎ、太ももに必要以上に圧力がかかって痛いと感じるのです。爪先まであるタイプの着圧ソックスなら、履いていてズレることが少ないため、過度に締め付けるリスクを軽減できます。
着圧ソックスで太ももが痛くなる原因
そもそもどうして着圧ソックスを履いていて太ももが痛くなるのでしょうか?原因について調べてみました。
太ももで止めると圧力がかかりすぎる
いわゆるニーハイタイプの着圧ソックスは、太ももにちょうど最上部がくるようになっています。そのため、太ももに余計な圧力がかかってしまい痛くなってしまうのです。とくに長時間にわたって着用している場合は注意が必要。
履き始めはちょうどよくても長く使用することで圧力がかかりすぎ、血流やリンパの流れが停滞し、太ももが痛いと感じてしまうことがあります。
サイズが小さくて太ももがうっ血してしまう
足に合わないサイズの着用ソックスを履いていることが太ももが痛い原因になっている場合も少なくありません。着圧ソックスはワンサイズ展開のものもありますが、サイズが設定されているものが多く、太もも周りなど適用サイズがきちんと決められています。
適用外サイズの着圧ソックスを履いていると、かかる圧力が適切なサポートの範囲を超えてしまい、太ももがうっ血してしまうことも。
適正サイズより小さいサイズを着用すると、特に「しゃがむ」姿勢をしたとき、膝の衣服圧が高くなった(中略)
加圧を利用したスパッツは、サイズが適正なものを選ぶことが大切である。
引用元:独立行政法人 国民生活センター
小さいサイズの着圧ソックスを履いてしゃがんだりした場合、適正なサイズを履いた時に比べ、衣服圧が高くなることがわかっています。衣服圧が高すぎると、静脈血が停滞しやすくなる可能性があるため注意が必要です。
着圧ソックスで太ももが痛い!【まとめ】
着圧ソックスを履いていて太ももが痛く感じるのには必ず理由があります。そのまま放置すると、むくみを解消するどころか、かえって健康を損ねてしまうことにもなりかねません。ぜひきちんと対処して症状を改善し、正しく着用するよう心がけてくださいね。